「ホメオスタシス」とは

コーチングではよく出てくる用語です。

ホメオスタシスは、日本語で「恒常性維持機能(こうじょうせいいじきのう)」と言われます。
恒常性とは、生物のもつ性質の一つで、生体の状態を一定に保とうとする性質です。
例えば、暑いと汗をかいて体温を下げる。寒いと筋肉を震わせて体温を上げる。
こうやって一定の状態を保とうとします。
ちなみにこの「これ以上暑いと、下げる。これより寒いと、上げる」

の領域の内側の快適な状態をコンフォートゾーンといいます。

そして、このホメオスタシスは身体的な維持機能のみならず、
その人の考えや信念など内的な情報空間にも存在するとされます。
例えば、ボーリングでいつも90点くらいのスコアの人が、急にストライクが続いて
180点取れそうになってしまうと、なんだか居心地が悪く、その後にガーターを連発。
結局いつもと似たようなスコアに落ち着いてしまう。

これもホメオスタシスの仕業です。

またダイエットのリバウンド現象もホメオスタシスの影響と言われます。
急に痩せるとコンフォートゾーンを維持しようと無意識が戻り始めるのです。

これを逆向きに考えると、痩せた自分がコンフォートゾーンになっていれば、
多少食べ過ぎようが、体重はまた「痩せた状態」に戻っていくと言うことになります。

コーチングでは、このホメオスタシス(恒常性維持機能)を利用して、ゴール達成を実現していきます。

ただ「こうなりたい」だけでは、現状のコンフォートゾーンを維持しようとするホメオスタシスが働くので、現状に戻ろうとしてしまいます。
先ずはコンフォートゾーン自体を望むイメージのところへ持っていき、そのゴール側にホメオスタシスが働くようにしていきます。